野村萬斎 狂言を楽しむ会

mansai2014.jpg平成26年4月5日(土)
昼の部:14時開演(13時15分開場)
夜の部:17時開演(16時15分開場)
入場料:S席6,000円/A席5,000円(税込・全席指定)

【チケット発売】
2013年12月18日(水)
10:00~(※北野文芸座のみ9:00~)

北野文芸座(TEL.026-233-3111)
ながの東急 (TEL.026-226-8181)
MIDORI長野(TEL.026-224-4545)
平安堂長野店(TEL.026-224-4545)       
アベレコード(TEL.026-232-2919)
セブンイレブン長野中央通り店(北野文芸座となり)(TEL.026-235-8778 )
各プレイガイド詳細 ⇒ こちら

主催:北野文芸座/後援:NBS長野放送

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解説 野村萬斎
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狂言小舞
 岡 聡史
 飯田 豪

狂言「墨塗」
 大名・・・・・石田幸雄
 太郎冠者・・・月崎晴夫
 女・・・・・・深田博治
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<休憩20分>
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狂言「空腕」
 太郎冠者・・・野村萬斎
 主・・・・・・高野和憲
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墨塗(すみぬり)
訴訟のために遠国から都にやって来ていた大名が、無事解決したので帰郷することになり、太郎冠者を連れて都でなじみになった女の元に別れを告げに出かける。話を聞いた女は悲しげに涙を流すが、実は鬢水入れの水で目を濡らして泣き真似をしていた!それを見抜いた太郎冠者は大名に知らせるのだが、大名は信じようとしない。そこで太郎冠者は機転を利かせて...。
「平中物語」などに見える古来の説話を素材にした狂言です。古今東西変わらない、男と女の「化かし合い」。結末は如何に?

空腕(そらうで)
ある夕方、主人の命で使いに出かけた太郎冠者。用心のため主人から太刀を借りていたが、臆病な冠者は物影を追剥と思い込み、命乞いをして太刀まで差し出してしまう。様子を見るため密かに後をつけていた主人は腹を立て、冠者を打ち太刀を取り上げ家に戻る。ようやく帰宅した太郎冠者は主人に、途中大勢の男たちと戦い散々にやっつけたが、ついに太刀が折れてしまい、投げつけて逃げ帰ってきた、と語るが...。
「空腕」とは偽りの腕自慢のこと。前半はいないものにおびえる姿、後半は見えない敵を倒す大袈裟な武勇伝を表現する、太郎冠者の独演が見どころです。

<狂言小舞(こまい)>
狂言の中で謡とともに演じられる短い舞のこと。
狂言師は謡で声の訓練をし、舞で体の動きの基礎を作ります。今回は2番ご覧頂きます。