野村萬斎 狂言を楽しむ会

nomuramansai2016.png平成28年7月20日(水)
昼の部:15時開演(14時15分開場)
夜の部:18時開演(17時15分開場)
入場料:S席6,000円/A席5,000円(税込・全席指定)

【チケット取扱い】

北野文芸座(TEL.026-233-3111)
ながの東急 (TEL.026-226-8181)
平安堂長野店(TEL.026-224-4545)       
アベレコード(TEL.026-232-2919)
セブンイレブン長野中央通り店(北野文芸座となり)(TEL.026-235-8778 )
各プレイガイド詳細 ⇒ こちら

主催:北野文芸座/後援:NBS長野放送

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解説 野村萬斎
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入間川

大  名 石田幸雄
太郎冠者 飯田 豪
入間の何某 高野和憲

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<休憩20分>
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鈍太郎

鈍太郎 野村萬斎
下京の妻 深田博治
上京の女 内藤 連

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入間川(いるまがわ)

 長らく都に来ていた遠国の大名が、太郎冠者を連れて本国へ帰る途中、入間川に行き当たる。そこで出会った入間に住む男が「そこは深い!」と止めるのも聞かず、川を歩いて渡ろうとした大名は、深みにはまってずぶぬれになってしまう。昔から入間では「入間様(いるまよう)」と言って逆さ言葉を使うはずだと怒った大名は、男を成敗しようとするが...。

 逆さ言葉によるセリフのやりとりが面白い作品です。入間川は現在も埼玉県南西部を流れる川。狂言には珍しく、関東を舞台にしています。

鈍太郎(どんたろう)

 三年ぶりに西国から帰京した鈍太郎。早速妻と女を訪ねるが、久しく音信すらなかったため、二人とも本物の鈍太郎と信じない。落胆した鈍太郎は、出家してひとり修行の旅に出ることを決心する。ところが、後から真実を知った妻と女が、あわてて鈍太郎に出家を思いとどまるよう頼むと、鈍太郎は都合のいい提案をし始めて...。

 二人の女の手車に得意げに乗って浮かれる鈍太郎は「男の理想」? 中世の生活の様子が垣間見られる、古作の狂言です。